前回は仮審査を最初にすることをお伝えしました。
今回は仮審査をする際のポイントをお伝えします
仮審査を最初にするということは、まだ購入物件は当然決まっていません。
じゃあいくらで審査すればいいのか?
上限を知りたいのであれば、金融機関は審査してくれますが、金融機関がOKを出してくれる
金額で借りて大丈夫なのでしょうか?
答えは大半のお客様が「NO」です。
金融機関が審査する場合、源泉徴収の保険天引き前の一番金額の大きいところの数字を見ます。
審査基準は各金融機関で異なり、それだけで判断するわけではありませんが、
所得税等が引かれて、実際に手元に来るのはそこから2~3割ほど少ない金額です。
しかもボーナスなど変動するものも含まれています。
このご時世、ボーナスカットや昇給なし、中にはリストラや閉店、倒産もあるかもしれません。
そんな中、金融機関がOKを出したからと言って、ギリギリまで借りて払っていけるでしょうか?
今は大丈夫だったとしても長い期間を考えた場合、大半のお客様が厳しいと思います。
そこで仮審査をする金額は生活レベルによりますが、
「頑張ったら払い続けることができる金額」にしましょう。
もちろん、実際に借り入れする金額は
「無理なく払っていける金額」に収めたいところです。
しかし、物件を探すうちに気に入った物件が思ったより高いけど、頑張ったら払えなくはない金額だったらどうでしょう?
仮審査の金額を越えてしまった場合、また仮審査のやり直しです。
無駄な時間がかかってしまいます。
皆さん、仕事のお休みの日など貴重な時間を使って審査に臨んでいるはずです。
できれば二度手間、三度手間は避けたいですよね。
今日は仮審査をするときのポイントをお伝えしました。
次回は物件を探し方についてご説明いたします。
次回もお楽しみに